ケーブルクレーン |
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ケーブルクレーンは 、別名キャリアともいい線路下の林地保全の確保及び荷の上げ降ろしのできる構造から,最近急速に普及してきた。一本の軌索を架設してこれにキャレージ(走行車,吊上車付搬器)をかけて巻上索で輸送物を動力ウインチにより任意の場所から巻上げ 、巻降ろしを行って横行索により空中を輸送する方式である。 この方式には,索張りの方法によって多種のものがあるが現在送電線建設工事現場に普及している代表的なものにエンドレスタイラ方式とダブルエンドレス方式のニ種がある。これらのニ種に共通する最近の実績では 、いずれも中間支柱通過方式が採用されるようになった。そして,荷物の重量化にともない荷橋場及び荷卸場の荷役作業が便利であるため、ケーブルクレーン方式を実施することが多くなっている。 (参考)索道強度計算書(ケーブルクレーン事例 )
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